【Yahooニュースより】
31日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では110.71円と20時時点(110.66円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。大幅改善が予想された3月ADP全米雇用報告の発表を控えて買い戻しが強まり、一時110.84円付近まで持ち直した。指標結果は51.7万人増と市場予想55万人増から下振れた。結果を受けて110.70円割れまでじり安となるも、前月分が上方修正されていたこともあり下値は堅いままだった。
ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.1726ドルと20時時点(1.1735ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドン午前にみられた欧州通貨買いは一服し、再びドル高地合いを回復した。
なお、フランスでは現在、一部地域のみを対象としたロックダウン措置が講じられているが、新型コロナ感染状況が改善しないため全土ロックダウンが検討されているもよう。本日現地時間の夜に予定されているマクロン仏大統領の会見が注目される。
ユーロ円は伸び悩み。22時時点では129.81円と20時時点(129.86円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。129.95円まで強含む場面はあったが、本日高値129.96円や節目の130円が抵抗水準として意識されて129.80円台へ押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.28円 - 110.97円
ユーロドル:1.1704ドル - 1.1748ドル
ユーロ円:129.26円 - 129.96円
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