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米ドル/円は、底割れ回避できても頭は重いはず。高値更新には時間がかかるか

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【Yahooニュースより】
■円売りが続いていたが、一転。円買いの可能性が浮上
 2021年年初来、為替市場のメイントレンドといえば、まず、円売りの進行が挙げられるだろう。しかし、それは3月末までの話で、今月(4月)に入ってからは一転、円売りのモメンタムの低下が目立ち、今後は円買いの可能性も浮上してきた。

 もっとも、円買いといえば、株の下落とか、リスクオフとかの言葉と連想しやすい。直近の日米株のパフォーマンスに照らして考えると、その可能性も完全には否定できないが、今月(4月)初めから円売りの一服が鮮明になってきたのだから、株式市場の値動きが引き金ではなかったことも明らかだ。

 言ってみれば、トレンドを後追いする形で株式市場の調整があってもおかしくないが、円買いの進行があれば、これまで円売りの進行が一本調子に進んできただけの話で、スピード調整が行われたわけだ。

 より本質的に言えば、2021年年初から3月末までの円売りが、やや行き過ぎだったから、円売りポジションの、いったん利益確定が見られただけの話で、本格的な円買いには程遠い状態だと認識される。

■米ドル/円は米ドル次第。ドルインデックスと比較すると…
 4月に入ってから、米ドル/円は、ほぼ一本調子の反落を続け、目先まで軟調な推移に留まっている。しかし、2021年年初来からの上昇幅に比べ、38.2%程度の反落幅しか達成しておらず、調整波として割と「規則正しい」というか、許容範囲に収まっている。

 GMMAチャートが示した長期スパン移動平均線グループ(長期線組)のサポート機能の可能性から考えて、昨日(4月22日)の米国株の波乱があっても、目先、むしろ下げ一服の可能性が出てきてもおかしくないと思う。

 なにしろ、円は米ドル次第、といった大きな性質は相変わらず、円が主導性を発揮する局面に逆戻りできる状況ではないから、米ドル/円は、あくまで米ドル次第である。

 米ドル全体(ドルインデックス)の動向に連動する傾向が強まってきた分、ドルインデックスの反落一服があれば、米ドル/円の反落一服も見られやすいだろう。この意味合いでは、ドルインデックスの動向が一層重要になってくる。

 2021年年初来のドルインデックスのパフォーマンスを見ればわかるように、年初来の安値から切り返し、3月末まで上昇波を続けてきた。

 年初来の米ドル/円のパフォーマンスと見比べるとわかるように、安値を付け、高値をいったん確定したタイミングと合致する。よって、米ドル/円は結局米ドル次第、という性質を一段と証左した値動きだと言える。

 ただし、明らかに違ったのが米ドル反落の値幅だ。

 下のチャートが示しているように、2021年年初来安値を起点とした全上昇幅に対して、ドルインデックスは、実に61.8%程度の反落を果たしている状態だ。

 米ドル/円の38.2%程度の反落幅に比べ、明らかにドルインデックスの方が大きいから、4月に入ってからの為替市場における本流は米ドル安であっても、円高が主因ではなかったことを示唆している。

 ゆえに、円は主導性を発揮する市況にならず、米ドル/円は米ドル次第、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)は外貨次第、という重要な原則をもう1回、確認しておきたい。

■ドルインデックスは切り返して上昇する可能性が高い
 この原則に沿った形で、これからの市況を占う場合、米ドル/円とクロス円を別に見る必要が出てくるだろう。

 何しろ、ドルインデックスの反落は、おもな受け皿として、円ではなく、ユーロなど外貨の切り返しによって達成されてきた。

 これから仮に、ドルインデックスの反発があれば、引き続き、米ドル/円の方が連動して反騰しやすく、逆にユーロ/円などの主要クロス円は、ユーロなど外貨次第の性質が一段と鮮明になってこよう。

 となると、米ドル/円のこれからの値動きを推測する場合は、まず、ドルインデックスの可能性をはかるべきであろう。

 先ほどのチャートをもう一度見ていただければわかるように、ドルインデックスの2021年年初来の切り返しは3月末まで続いたが、スパンの近い2つのサイクルを形成し、ともに強気構造を示している。

 2021年1月6日(水)を起点とし、2月25日(木)まで続いた最初のサイクルは37の取引日をもって完成した。サイクル内における上昇波の長さや値幅はともに、その後の反落波より長く、2月25(木)~4月20日(火)までの第2のサイクルも、基本的に同じ変動パターンを示していた。

 第2のサイクルを形成したスパンが39の取引日だったことから考えて、4月20日(火)安値をもって、ドルインデックスの反落は、すで完了した可能性も浮上してきた。

 というのも、1月安値を起点とした強気変動が、このような2つの強気サイクルをもって形成されてきた分、変動リズムから測ると、2月25日(木)安値を割り込めない限り、これから安値トライよりも、もう1回強気サイクルを繰り返していく可能性の方が大きいからだ。

 その上、RSIなどオシレーター系指標が示している「強気リバーサル」のサインの点灯もあって、ドルインデックスがこれから切り返しを継続する公算は大きいと言える。米ドル全体の反落一服、また、切り返しがあれば、米ドル/円も切り返してこよう。

■米ドル/円は底割れ回避しても頭が重いだろう
 したがって、少なくとも目先において米ドル/円の調整がさらに大きくなるとは思わない。108円の節目をいったん割り込む程度で済むと思う。

 半面、米ドル/円の切り返しの先行があっても、早期高値トライ、また、高値を再度更新していくまで時間がかかるだろう。

 換言すれば、米ドル/円は当面底割れを回避できても、頭は重いはずだ。なぜなら、主要クロス円での外貨安がもたらす受動的な円高の圧力がこれから効いてくる可能性を無視できず、円売りのモメンタムが当面再開されにくいと思われるからだ。

■ユーロ/米ドル急騰にもかかわらず、ユーロ/円は頭打ち
 前述のように、ドルインデックスの反落は、おもにユーロが受け皿として機能しており、4月に入ってからユーロ/米ドルの切り返しは大きかった。

 しかし、ユーロ/円においては、ユーロの急反発があったにもかかわらず、むしろ頭打ちを示唆するサインを点灯しており、これからユーロの再失速を暗示していると読み取れる。

 肝心なのは、仮にユーロ/円の頭打ちのサインがホンモノであれは、円高よりユーロ安の可能性が大きいから、ユーロ/円の続落があっても米ドル/円の底割れではなく、ユーロ/米ドルの反落波への復帰が主導要素と推測されるところだ。

 ゆえに、ユーロ/米ドルは目先1.2ドルの節目以上を維持しているが、長くは続かず、再度頭打ちとなって、近々、下落波動へ復帰する公算が大きいと見る。

 検証やフォローは、また次回。市況はいかに。

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