【Yahooニュースより】
14日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では109.32円と20時時点(109.36円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。4月米小売売上高が予想を下回る結果だったことが伝わると、一時109.19円まで本日安値を更新した。
ただ、109.00円にかけて断続的に買いが観測されていることもあり、すぐに反発。米10年債利回りの低下が続かなかったことも支えに109.42円付近まで一時反発した。一方、対オセアニア通貨を中心にドル売り圧力が継続した影響から戻りも限られた。
ユーロ円は堅調。22時時点では132.60円と20時時点(132.47円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。時間外のダウ先物が底堅く推移すると、リスクオンの円売り地合いが続いた。ユーロ円は一時132.73円まで上昇したほか、豪ドル円は84.86円、NZドル円は79.13円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは買い一服。22時時点では1.2129ドルと20時時点(1.2113ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。弱い米小売統計を受けて直後には一時1.2137ドルまで上昇した。一方、先週末の米雇用統計後の反発水準である1.2152ドルをバックにした戻り売りに上値を抑えられている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:109.19円 - 109.66円
ユーロドル:1.2071ドル - 1.2137ドル
ユーロ円:132.19円 - 132.73円
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